指しゃぶりは子供の不安・不満から現れた情緒の問題が原因とする、いわゆる「欲求不満説」が、昔は実しやかに囁かれていました。
その他にも環境的な要因として
●養育態度
- 拒否的な態度
- 威圧的な態度
- 溺愛による過保護が影響
●母子・夫婦関係や家族関係によるもの
- 親のイライラした態度
- 過剰な反応
- 子供の気持ちが分からない
- 心配しすぎ
- 複雑な母子関係や夫婦関係・嫁姑の関係によるストレス
なども、指しゃぶりの原因になり得るといわれています。
欲求不満や環境的な要因なんて言われてしまうと、「この子は精神的に不安定なの?」「私の接し方が悪いの?」などと不安になってしまいますが、前回”新生児〜幼児期の指しゃぶり“でも書いたように、指しゃぶりが止められない子の多くは子供のときから無意識に繰り返した事が習慣化して癖となったもので、その指しゃぶりが心理的な要因によるものか、単なる癖なのか見抜くのは、医師でさえ初診時には判断が難しいようです。
まして、医師や精神科医でもない私たち素人の親に、その原因を特定することなどできるはずもないので、あまり神経質になり過ぎる必要はありません。
ただ、5才を過ぎても指しゃぶりが止められず、どうしても心配になった場合には、親の不安を取り除くと言う意味でも小児科医や歯科医、 臨床心理士などに相談してみると良いでしょう。
繰り返しになりますが、最近では特に幼児期〜5歳頃までの指しゃぶりは癖や習慣と考えるのが一般的です。裏を返せば、医師にかかったとしても、治療法や特効薬は無いということです。
とは言え、「癖だからしょうがない」「大きくなれば自然に治るだろう」と楽観的に考えすぎる(←私がそうでした)のも問題です。
というのも、幼児期を過ぎても指しゃぶりが治らないまま放置していると、歯や顎、指などに、目にみえて悪影響が・・・。
次回、ウチの長女の例も交えながら、指しゃぶりの影響(弊害)についてお話したいと思います。
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